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[ 第1回いいなか竹トンボ選手権〜イーラ・カップ ] 2011/11/15

11月5日に夢里人主催のイーラ2011のプログラム「第1回いいなか竹トンボ選手権〜イーラ・カップ」が開催されました。

竹を使った遊びの紹介ということで企画したプログラムです。

前日の雨と打って変わり秋晴れの気持ちの良い日、中川村の天の中川河川公園に子供から大人まで20名以上の参加者が集まりました。

プログラム開始早々この日の講師である、竹とんぼの全国大会シニアの部4連覇の実績を持つ、中村新平さんによる竹とんぼの試技にみな度肝を抜かされました。



中村さんの竹とんぼの行方を眼で追う参加者です。

高度を競う竹とんぼと、滞空時間を競う竹とんぼを中村さんが飛ばしました。

想像を絶する飛び方を目にして、参加者の全員がビックリしていました。言うまでも無く、この瞬間から参加者全員ヤル気満々です!

みな自然と中村さんのことを「先生」と呼び始めました。


中村先生よる竹とんぼの作り方の説明は、先ほどの試技が目と脳裏に焼きついているので、みな真剣に目と耳を傾けます。



大人も竹とんぼの製作に真剣です。

中村先生の解説はどれも解りやすく理にかなったものばかりで、中学生以上なら良く飛ぶ竹とんぼの理屈が理解できるので、丁寧に作るだけでなく、飛ぶための理屈も反映させて作ります。



中村先生の指導の下、綺麗に仕上げた羽をロウソクの炎で熱して、そして上昇性能を決める角度をつけているところです。

角度をきつくすると高く上昇するものができ、角度をゆるくすると滞空時間に優れたものができます。


出来上がった人からテスト飛行です。

中村先生が試技で見せた本格的なものとは飛行性能が異なりますが、中村先生の力を借りて調整した竹とんぼは、私たちが知っているものとは違い、とても安定した飛行姿勢を見せてくれます。



そして実行委員の方の仕切りで「第1回いいなか竹トンボ選手権〜イーラ・カップ」が行われました。

競う種目は「滞空時間」「飛距離」「的当て」の3種目です。

私は飛距離の計測と滞空時間の計測のお手伝いをしました。

記録を聴いてもピンと来ない人が多いと思いますが、飛距離は良く飛ぶ人で20m以上、滞空時間は良く飛ぶ人で5秒以上といったところです。



最後に表彰式です。

好成績を収めた女の子です。




大人の部で飛距離と滞空時間の2冠を達成したおじさんです。

この方は竹とんぼの競技を知っている人で、頭1つ抜け出した記録を出していました。やはり偶然では勝てない世界です。

この「第1回いいなか竹トンボ選手権〜イーラ・カップ」では、競技としての竹とんぼの経験者の方に、色々なことを教わる事ができたので、私たちが知っている竹とんぼとは次元の違う竹とんぼを体験することができました。

こうやって本物に触れる機会を作ることができ、夢里人として良い経験ができたと思います。

竹に関する色々なイベントを行って、この地域を元気にしていきたいと思います。




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